環境コンサルタント事業
環境調査
生活・自然環境を適切に保護・保全するために、自然環境等の現況を的確に把握する必要があります。そのため、やんばるなどの陸域や河川等の陸水域、海域において以下に示すような多岐にわたる環境調査を行っています。これらの調査結果は、環境アセスメントや環境計画等の重要な基礎資料となるため、高い専門技術力を有する技術者によって、精度の高い環境調査を実施しています。
- 陸域環境調査(動物、植物等)
- 陸水域環境調査(動物、植物、水理・水質、底質、地下水等)
- 海域環境調査(動物、植物、水質、底質、海象等)
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開発事業等によるノグチゲラへの影響を把握するため、営巣・育雛調査を実施しています。
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県内の河川環境が悪化しています。河川環境の専門家が創意工夫して環境調査を行っています。
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専門家により、造礁サンゴの現状把握および経時的変化の要因分析を行っています。
環境アセスメント
環境影響評価法や沖縄県環境影響評価条例に基づいた環境アセスメントを実施しています。また、農業農村整備事業における環境影響評価、公有水面埋立免許願書における環境に配慮した図書の作成なども行っています。
環境計画
- 侵略的外来種等への対策である「沖縄県外来種対策指針」や、防除計画の策定
- 本県の自然環境や生態系の保全を図る「生物多様性保全利用指針」の策定
- 緑の美ら島の早生を目指した「緑の美ら島づくり行動計画」の策定
- 適切なサンゴ移植のための「サンゴ移植マニュアル」の策定
- 将来的なオニヒトデ大量発生を予知し、効果的な対策を準備するために、「稚ヒトデモニタリングマニュアル」の策定
- ジュゴンの混獲対策の普及
- 自然環境再生事業や健全な水環境に関する環境計画の策定
- 環境計画等に係る委員会や協議会の運営
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河川自然再生のために、多様な主体がワークショップで議論し、再生の方向性を導き出すファシリテーターを行いました。
(奥川自然再生協議会の状況) -
策定したジュゴンレスキューマニュアルにより、漁業者がジュゴンレプリカを用いてレスキュー研修している状況です。