一般財団法人 沖縄県環境科学センター

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私たちについて

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安心・安全な生活環境の実現と豊かな自然環境の保全・創成を目指して

代表理事 宮城 邦治

一般財団法人 沖縄県環境科学センター

代表理事 理事長宮城 邦治

 当法人は1981(昭和56)年12月1日に大里村(現在の南城市大里)で、故池原貞雄琉球大学名誉教授を初代会長として設立された「財団法人沖縄県環境科学検査センター」を前身としており、1990(平成2)年9月には「財団法人沖縄県環境科学センター」に改称して浦添市経塚に移設されました。その後、2011(平成23)年には公益法人制度改革関連3法の施行を機に、「一般財団法人沖縄県環境科学センター」として40年余に渡り、沖縄県民の安心・安全な生活環境の実現と豊かな自然環境の保全・創生を目指して、様々な取り組みを実施してきました。
島嶼県である沖縄は独特な文化と歴史、豊かな自然を有することから観光立県を目標に掲げており、2024年度には900万余の観光客が県内を訪れています。それらの観光客や県民にとって「食」と「水」の安全は最も重要な生活要素です。当法人では「毎日安心して食することができる」ように、食品衛生法に基づく食品等の検査や食品関連業者の品質管理支援、衛生管理に関するコンサルタント業務等を行っています。また、「安心・安全な水環境づくり」をサポートするために、水道法に基づく様々な検査業務を行っています。昨今、人体への影響などが懸念されている有機フッ素化合物(PFOS、PFOA等)についても、精密な分析を行える体制となっています。100万余の県民と900万余の観光客に、「食」と「水」の安心・安全を提供する業務は、当法人の専門的な技術と知識を有する研究職員が実施しており、大きな社会的貢献となっています。

 生物地理学的に琉球列島と呼ばれる鹿児島県の奄美大島から沖縄県の与那国島までの島々は、その特異な生物相と生態系が、多くの研究者に注目されています。中でも、奄美大島、徳之島、沖縄島北部と西表島にはアマミノクロウサギ、ルリカケス、トゲネズミ、ヤンバルクイナ、ノグチゲラ、イリオモテヤマネコなど多くの固有種が生息していることから、2021年7月にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。しかし、これらの地域では豊かな自然が未来永劫に保全されていくためには、人々の生活環境の保全と自然との共生という大きな課題があります。当法人ではこれらの課題解決のために陸域や海域の動植物、サンゴ類などの環境調査を行っており、これらのデータは環境アセスメントや環境計画の策定に活用されるなど的確な知識啓発が行われています。豊かな自然環境の保全・創生は当法人の社会的な役割でもあり、自然環境に関する専門的な知識を有する研究職員はその目標達成のために、日々基礎的な調査研究に勤しんでいます。

 当法人は「地域社会の健全な発展に寄与する」ことを目的として、「地域社会に貢献する」ことを第一義的な活動方針としています。そのために、博士や技術士、検査技師などの称号を有する専門的な人材が多く、社会の要請に応えられるよう多種多様な環境分析と調査研究を実施してきました。当法人では今後とも全職員が連携して、持続可能な社会環境の構築に資するべく邁進して行きます。県民の皆様には当法人へのご理解とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

企業理念

基本理念

自然豊かに安全で健康的な環境を目指して

設立目的

健康の保持増進に必要な食品・飲料水並びに生活環境の保全及び管理に関し必要な検査・調査研究・啓発等の事業を行い、もって地域社会の健全な発展に寄与することを目的とする。

活動方針

  1. Ⅰ ... 当法人は検査・調査業務を通して、地域社会に貢献する。
  2. Ⅱ ... 日々、技術の革新・継続的改善に努め、法人の発展に努力する。
  3. Ⅲ ... 家族と全職員の物心両面の幸福を追求する。
>> 持続可能な経営のための中期計画(2022〜2026)

スローガン

連携

  • 社内外組織と人の連携を深め
    皆の幸せを追求する

    優しさで人とつながる
    連帯的責任感を持って自分ごとに
    立場に関係なく、尊重と配慮を通じて
    相互に仁財育成する
    他部署とのパートナーシップを深める
    社外組織とのアライアンスを開拓する
    SDGsの達成に資する

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